11月14日の「YOMIURI ONLINE」によると「グーグル訴訟に修正和解案、日本の出版物除外」とある。
そのことをうけて池田信夫氏が自身のブログで「
電子ブック戦争 日本の敗北」というタイトルで一文を書いている。まずはじめにこう書いている。
Google Booksをめぐる新しい和解案が提示され、英米圏の本以外は除外されることになった。これまでこのプロジェクトに文句をつけてきた日本文芸家協会などは喜んでいるだろうが、これによって次の大きな市場と目されている電子ブックで、日本が敗北することが確実になった。
そしてその理由の主なものは
今のところトップランナーはアマゾンのKindleだが、日本語の本を読むことはできない。ソニーは欧米ではSony Readerを販売し、Kindleに負けない台数を出荷しているが、今回の新和解案で決定的に不利になった。ソニーはGoogle Booksと提携してEPUBというオープン規格を採用しているので、日本が和解から除外されると、Sony Readerで日本の本を読むことは不可能になるからだ。
ということのようだ。
確かに、電子ブック戦争では日本の分が悪くなりそうに思われるなど、私もおおむね池田氏の意見に賛成だが、日本の出版社に一つ提案したいのが、アメリカのグーグルブックサーチからは除外されても、日本のグーグルブックサーチを通して正規に契約して、載せてもらってはどうかということだ。また、今回の交渉の結果によっては出来るのかどうかは分からないのだが、許諾出来ない著作なのにスキャンされたものは、除外や削除の依頼も出来るのであればやった方がいいと思う。そして、ブック検索に載せたいものは、日本のグーグルブックサーチを通して正規に契約して、載せてもらおうというものだ。
そうすれば、契約ベースで検索に載せることも、止めることも、公開ページの割合なども交渉できると思うのである。つまり、これからは出版社各社、著者おのおのの努力が必要になるということになると思う。