サンヤツ広告のこと
2009-09-04(Fri)

「サンヤツ広告」って聞いたことがあるだろうか。
たまたまネットを見ていたら、白水社の宣伝部・サンヤツ制作者が書いた記事につきあった。「かんたんサンヤツ講座」というものだ。
サンヤツというと新聞の下3段分を8等分したスペースに広告をレイアウトしたものだ。私は広告のことは門外漢なので、人聞きでしか知らないが、いろいろ制約があると聞いていた。その例を、上記講座から引用すると
聞きしにまさる面倒な世界だ。でも、この講座けっこうためになったので、是非ご覧になって下さい。いろいろ工夫しているかが分かって、編集案のタイトルが長いと、会議で広告の方から文句が出たのも分かるような気がする。
たまたまネットを見ていたら、白水社の宣伝部・サンヤツ制作者が書いた記事につきあった。「かんたんサンヤツ講座」というものだ。
サンヤツというと新聞の下3段分を8等分したスペースに広告をレイアウトしたものだ。私は広告のことは門外漢なので、人聞きでしか知らないが、いろいろ制約があると聞いていた。その例を、上記講座から引用すると
* 写真、イラスト、スミベタ、白抜き等々すべて不可。使えるのは活字とケイ(線)だけ。
* 活字の書体は、ゴナとかナールとか勘亭流とかルリールとかはもちろんだめ。明朝とゴシックの2書体のみ。その大きさも明朝が7通り、ゴシックは5通りしか使えない。斜体や平体など文字の変形はもってのほか。
* ケイの種類と太さは許可されたものに限る(斜線・曲線はアウト)。記号類も同様。
* その他、書名以外の文字を書名より大きくしてはいけない。文字やケイをあんまり「意匠化」してはいけない。あえて明文化はしませんが全体を黒っぽくしてはいけないよ。白っぽすぎるのもいけません。
聞きしにまさる面倒な世界だ。でも、この講座けっこうためになったので、是非ご覧になって下さい。いろいろ工夫しているかが分かって、編集案のタイトルが長いと、会議で広告の方から文句が出たのも分かるような気がする。