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東京国際ブックフェアに行って。
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7月12日(2008)に、東京国際ブックフェアに行ってきた。

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午前中、「どうする! 出版産業のビジネスモデル―現行システムの根本を問い直し、未来への展望を探る」というセミナーに参加した。コーディネーター:星野渉(文化通信社)、パネリスト:松信裕(有隣堂)+菊池明郎(筑摩書房)+小林弘人(インフォバーン)という人たちのシンポジウムだ。どの人の話もためになったが、今回のセミナーのタイトルが「現行システムの根本を問い直し」となっているところが気になった。

出版業界は、1996年を境に、右肩下がりだ。それから、12年、その原因は何で、何を改善すればいいのかはかなり分かった段階だと思う。そこでその出版システムの根本を問い直し、何かやろうと言うのだ。

たとえば、筑摩書房の社長さんによると、ICタグを本につけることで、万引き防止(かなりの本が万引きされている)になるだけでなく、書店への卸条件を変えることができると言う。というのは、書店が買取してくれるなら高利益で取引し、しない場合は通常と言うこともできるからだそうだ。これには有隣堂の社長も、のってきていた。その中で、筑摩書房さんは、小学館さんの例を参考にあげていた。

またデジタル系のインフォバーンの社長は、これからは大手出版社は方向転換できずに困るであろうと読んでいた。というのは、いままで出版社は大きい投資で大きいリターンを得ていたが、今後はそれは難しく、ニッチな分野の積み重ねになっていくと想像できるが、大手出版社はニッチな分野に入りづらく、苦戦するであろうという。

*「全国書店新聞」(2008/08/01)に詳しい紹介が載っている。

第15回東京国際ブックフェア、4日間で6万1384人を動員

7月10~13日に開かれ、4日間トータルで前年比5441人増。12日(土)は単日では過去最高となる1万9275人が来場した。主催者のリード エグジビションジャパンは、「五木寛之氏の講演による集客効果が大きかった」と説明。12日までで昨年4日間に匹敵する額の書籍を売上げた出版社のブースも。今回は、とくに中小・零細出版社の新規出展が増え、読者や書店に熱心にアピールする姿が目立った。(「新文化」のホームページ 2008/07/14)



「新文化」のホームページに当日の写真が載っているのでご覧になってください。


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