妻:あなた知ってる?「道徳」と「宗教」のちがい。
僕:さあ、知らないよ。おしえて。
妻:ある園長先生のお話なんだけど。電車に乗っていてご老人に席を譲る。これは何?

それで上から順番に見ていっていましたら、見たことがある書籍の表紙ができていましたので、驚きました。「えっ」て思いながら、読みましたら、褒めているのです。
「主義主張が一本通った著者がこれからの日本人の生き方を諭す!」
すごく褒めてくれているぞ。そして内容も読みますと、なんと編集者以上に、読み込んでくれているように思えました。
「正直に申しますと、こういう種類の本を読んだことはあまりありませんでした。
『生活の知恵』というと、主婦がいかに経済的に家計をまわすかとか、いかにエコロジーで倹約するかというようなイメージを持っていましたが、なかなかどうして、これは哲学本のようなのです。自然と自分をのつながりを意識した著者の『生き方』本とでも言えるでしょうか。(後略)」
![]() | 自然に学ぶ生活の知恵―「いのち」を活かす三つの原則 (2003/04) 石川 光男 商品詳細を見る |
8年前に編集したものでしたが、私も改めて見なおしてみましたら、今の世相にも合っています。政治にしろ、社会にしろ、基準がはっきりしていないところが、いまと合っているように思いました。
著者石川光男先生は、その基準を「ものさし」と言っているんですが、それをまず持たなくちゃいけない。そしてその「ものさし」は日本人がもともと持っていた「『いのち』を活かす考え方」だというのです。
環境をいのちの一環とし戦後日本はあまり取り組んできませんでした。欧米もそうです。しかし、東日本大震災の状況をみても、原子力問題にしても、いま、人間が環境を含めたいのちの「はたらき」を活かす方向に進むことが必要なときに、良い参考書になると改めて、評者ワイコブさんに、教えられました。
「自然に学ぶ生活の知恵」(「ダ・ヴィンチ電子部」)
どうもテレビに対しては、こういうものを見たいとか、観戦したいとかがないのだろう。とはいうものの、毎日、アナログテレビの左下に「アナログ放送終了まであと○○日」という表示が出るのだ。はじめは、下の方に小さく出ていただけだったように思ったが、一ヶ月をきるぐらいになってからは、大きく表示されるようになった。
かなりその表示が大きいので、画面の一部が見えないのだ。

家内や子どもは、テレビがけっこう好きだ。私がチャンネルを変えることなど、たまにしかない。
その様子を見ていると、いよいよ私の家にもデジタルテレビを導入しないといけないだろう。そう思い始めて、数ヶ月、いよいよ一週間になってきた。連休にもなった。重い腰をあげて、やおら調べ始めた。私たちの住んでいる所では何が入れられるのか? ひかりテレビか、アンテナか、ケーブルテレビか? ひかりテレビに聞いてみる。なんとうちは、入れられないらしい。「えっ」
つぎに管理の会社に聞く。やっとケーブルテレビらしいことがわかった。でもこれは有料か?わからないのでまた聞いてみる。どうも、無料だということが分かった。
だったら、何を買わなければならないか? それは普通のチューナーでいいらしい。そして秋葉原に買いにいって、チューナーを買って、アナログテレビを再利用することにした。
なかなか映らなくて、格闘したが、2時間ほどしてなんとかつなげられた。
つないでみるとなかなかいいものだった。
映りがいい。番組表が出る。録画も時間が選びやすい。
ということで、7日前にやっとデジタルに移行できたのだった。

「もしドラ」(『もし高校野球の女子マネージャがドラッガーの「マネジメント」を読んだら』)を読みました。大変感動しました。そして、紙版の本のように感動できたことに感動しました。
私は、物語で結構感動する方です。
アニメのセーラームーンで涙したこともあります。
今回の「もしドラ」はよかったです。
この本との出会いを思い出してみますと、不思議な感じがします。
私はこうして「もしドラ」に出会いました。
まず、本屋で大量に並べられたベストセラー面陳の場面で遭遇しました。でも、難しい内容をマンガっぽく解説したもののように思ったので手にしませんでした。
次は、最近のことです。有名な弁護士さんのセミナーの中で「もしドラ」という本を知っていますか。私はあの本で涙したと言われたのが、大変印象的で、心に強く残りました。なぜなら、インテリそうな弁護士さんが読んだということ、しかも感動したということでした。
次は、国際ブックフェアのセミナーで、星海社(講談社100%出資のデジタルコンテンツ専門の出版社)の副社長さんが、デジタルで一冊も全部読んだことはないけど「もしドラ」は、紙版を読みつつ、iPhoneでも読んで全部読んだということを話されたことです。
そして、いよいよアップストアーに見に行きます。
値段を見て、amazonで紙版の値段を見て、半値の800円なので、買うことにしたのです。
しかも、iPad版ではなく、iPhone版にしたのは、読むときのシーンが、電車の中だったからです。もちろん家の中とかであったら、iPad版にしたかもしれません。
そして最後は、家のベットで寝転がって読みつつ涙したのです。
いろんな試みが各社で行われていますが、7月の上旬にリリースされたスターティア・ラボさんのiPhone、iPadのソリュージョンはいい感じがします。
スターティアさんはActiBookというパソコンで見れるビューア・ソフトを開発し、販売していましたが、6月になって、iPhoneに、7月になってiPadに対応しました。
作り手としてみると、なかなかいいソリュージョンになっているように思います。
というのは、パソコン版を作る際に一緒にiPhoneもiPadも作れるからです。しかもユーザーからは、iPhoneからでもiPadからでも同じアプリで読めるので、わかりやすいように思いました。

そこで小社で発行している「いのちの環」「白鳩」「日時計24」をActiBookで見れるようにしました。
小社の試みは以下のページからご覧いただけます。
http://www.kyobunsha.jp/newmagazine/
iPhone、 iPadで立ち読みするには、ActiBookが必要です。こちらからActiBookを無料でダウンロードできます。
ぜひご覧になってみてください。
![]() | iPhoneとツイッターで会社は儲かる (マイコミ新書) (2010/02/23) 山本 敏行 商品詳細を見る |
『iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?』が紙版と同時に電子書籍版も発売されました。しかも電子書籍版は発売記念キャンペーンとして、4月26日〜5月5日まで期間限定で理想書店と、アップルのAppStoreにおいて、全文を無償公開されていましたので、ダウンロードして、iPhoneで読みました。
時間の合間(電車での移動時間、人を待っているとき、など)でiPhoneで読みました。意外に読めました。
読んだ字詰めは15字×14行でした。ページ数は612ページありました。普通の本なら40字×1416行ですから、200ページぐらいの本になります。データの形式はT-Time形式でした。
結構楽々と読めたので、皆様もぜひ機会があれば試してみてはいかがでしょうか。

まさに「公共図書館におけるデジタルアーカイブ推進会議」もそのことで、行われることになったようです。いろいろなデータ(図書、古文書、絵画、印刷物など)をデジタルとして見られるようにしようというものです。それを「PORTA(国立国会図書館デジタルアーカイブポータル)」というポータルサイトでつないでいこうという構想のようです。
私はこのような時代が来ることを夢見ていたので、奇異な感じはしませんが、皆様はいかがでしょうか。中には違和感を感じる方もいると思います。でも、インターネットを通して、その場所に行かなくても、見たいものが見られるというのですから素晴らしいではありませんか。
これが、皆様の勉強のために役に立ちそうなのは容易に想像できると思います。でも、リアルのものだと問題にならないのですが、デジタルなので問題になるのが、対象の拡散化ともいうべきものです。
つまり、デジタルデータは原理として複製がいくらでもできるので、固定したものに集約されないため、人を引き寄せない、ものを取り寄せないということで、サービスを提供している人たちのある一つの目的を奪っているということです。
図書館だと、館に来て閲覧しなくていいシステムづくりを作っているわけで、自己矛盾が起こっているということです。これは出版社や新聞社などにも言えることです。
ならやめてもいいのでしょうか。
私は、やはり進めていった方が良いと思っています。なぜなら、それは一般の人達に求められているからです。そして、環境問題的にもいいことだと思うからです。ならば、その求めに沿って行ってはいかがでしょうか。その上で、図書館が存続して行くためには、今まで以上の、サービスを考えて提供することが必要なのだと思うのです。図書館であれば、図書館に来たくなると図書館づくりが必要だと思います。それは、言うはたやすいことだけど、実際にモデルはないので行うのは難しいでしょう。でも努力しないと何も生まれません。
それは、出版社や新聞社も同じことと思います。頑張っていかなくちゃいけなあなあと思います。
キンドルが日本で買えると聞いて早速買っていろいろ試してみている。確かにパソコンみたいなバックライト方式ではないので、目に優しい。文字ものはパソコンよりもキンドルのほうが読みやすいように思う。ダウンロードもすぐ完了する。いまは英語表記のものしか売られていないけど、近々日本語ものも売るとのことでこういった動きになったのだと思う。
私がいまの会社に入社したもう20数年前は、マルチメディア元年といわれた年で、就職の面接などで「紙は残ると思いますか?」「今後書籍はどんな形になると思いますか?」などと聞かれたものです。
同朋舎という仏教系の京都の出版社会社があり、この会社はその年からマルチメディア展開をはかり始めたように思う。
だから、やっとそういう時代が日本にも訪れるようになったのかなと思い、心おどるのである。
「未来の読書風景 « マガジン航[kɔː]」に紹介されていたので、ご覧いただだければと思う。登場人物はカップルが出てくるだけなのだけどフランス語なので、いちど「マガジン航[kɔː]」の記事に邦訳が掲載されているので目を通してから見るとわかりやすいと思う。
[解説]フランス第二の大手出版社editisが、2007年に未来の読書風景を描いた長篇プロモーション・ムービーを発表している。近い将来、家庭内、書店、旅先などでどのように電子書籍デバイスが使われ、生活のなかでいかなる役割を果たすかが、具体的にとてもよくイメージできるように作られた、すぐれた映像である。
書店の場面が面白い。現在と同様、印刷された本が大量に置かれた書店の風景。いまと違うのは、読者は本に電子書籍デバイスをタッチさせることで、コンテンツをダウンロードできることだ。本は棚に戻し、読書は電子書籍で行うのである。(「未来の読書風景 « マガジン航[kɔː]」より)
こういう時代がくるのであれば、ぜひ望みたいと思う。出版の皆様も対抗するのではなく、お互いが良い意味で切磋琢磨してより良いサービスを提供出来るために、プロジェクトを組むといいものが出来そうに思う。
だんだん良い時代がやってきていると思う。
私にとってiPhoneを通してツイッターで知った情報を必要なものは実際に本を買ったり、セミナーに行って実際に肌で確認していっているように感じています。
デジタルは、情報をより早く発信し、手軽にキャッチできる方向に進んでいます。つまり、あるひとつのコンテンツをiPhoneで読んだり、ケータイやPCで読んだりできる便利な方向に行っているわけです。
私は便利なので、インタネットにつながるようになるとノートPCを使い、外でも見たいとミニパソコンを使い、ケータイを使い、iPhoneを使うようになってきたように思うのです。
日本の出版界は現状はよくありません。朝日新聞(2009/12/13)にも「本の販売2兆円割れ 170誌休刊・書籍少ないヒット作」と言われています。
1995年以来、ずっと売上が下がっているんです。日本ではこれを電子化の所為にする風潮がありますが、出版年鑑によると、欧米では必ずしも日本のように、毎年下がっているわけではないのがわかるのです。
ディスカバージャパンの干場社長が自身のブログで出版界の問題点として次のようにいっています。
出版社の「上から目線」、「僕たち作る人、売れるかどうかなんて関係ない」体質が、読者や書店のニーズをとらえられなくなっていることの反省から、自分たちでつくって、自分たちで売る、という意識と体制への変換が求められている
私もそう思うのです。やはり、コンテンツがよければ買って読みたいですよね。だから、私は、これからはもともっと読みたくなるようなコンテンツの企画を考えるようにしていきたいと切に思うのです。
日本の他の編集者の皆様、頑張っていきましょう。
そのことをうけて池田信夫氏が自身のブログで「電子ブック戦争 日本の敗北」というタイトルで一文を書いている。まずはじめにこう書いている。
Google Booksをめぐる新しい和解案が提示され、英米圏の本以外は除外されることになった。これまでこのプロジェクトに文句をつけてきた日本文芸家協会などは喜んでいるだろうが、これによって次の大きな市場と目されている電子ブックで、日本が敗北することが確実になった。
そしてその理由の主なものは
今のところトップランナーはアマゾンのKindleだが、日本語の本を読むことはできない。ソニーは欧米ではSony Readerを販売し、Kindleに負けない台数を出荷しているが、今回の新和解案で決定的に不利になった。ソニーはGoogle Booksと提携してEPUBというオープン規格を採用しているので、日本が和解から除外されると、Sony Readerで日本の本を読むことは不可能になるからだ。
ということのようだ。
確かに、電子ブック戦争では日本の分が悪くなりそうに思われるなど、私もおおむね池田氏の意見に賛成だが、日本の出版社に一つ提案したいのが、アメリカのグーグルブックサーチからは除外されても、日本のグーグルブックサーチを通して正規に契約して、載せてもらってはどうかということだ。また、今回の交渉の結果によっては出来るのかどうかは分からないのだが、許諾出来ない著作なのにスキャンされたものは、除外や削除の依頼も出来るのであればやった方がいいと思う。そして、ブック検索に載せたいものは、日本のグーグルブックサーチを通して正規に契約して、載せてもらおうというものだ。
そうすれば、契約ベースで検索に載せることも、止めることも、公開ページの割合なども交渉できると思うのである。つまり、これからは出版社各社、著者おのおのの努力が必要になるということになると思う。






